七ヶ浜町野外活動センター

投稿日: カテゴリー: 仮設住宅, 建築事例

七ヶ浜町野外活動センター(総戸数:68戸)

ヒジリ建設では、いずれの住宅も木のぬくもりが感じられる、木造のよさをいかした仮設住宅づくりをめざしました。 ここの特徴は、高低差の非常に強い土地で、最初のスミ出しとヤリカタには多くの日数を要することに。 施工中は向かいにある「生涯学習センター」が避難所でしたので、みなさんの待ち望む視線の中、工事を進めていく状況でした。
連棟の長屋形式のつくり。他になく、草木や花など多くの自然に囲まれています。
北面から撮影。その後「寒さ対策」として各戸に風除室が設けられます。
 
以前は「七ヶ浜町野外活動センター」として芝生のきれいな町民の憩いの広場でした。
キッチンはメーカーのユニットキッチンです。周囲の壁はキッチンパネルと呼ばれる防火素材を使用しています。
仮設住宅の基礎は杭基礎です。松杭という腐食に強い材木を使用します。これは私たちも初めての工事でした。
内装はクロス仕上げ、床は天然木フローリング。これは入居者から多くの喜びの声を頂いた点です。
宮城県庁建設課の建て方検査の様子。仮設といえども安心して住んでいただけるよう、金物や構造のチェックを行います。
入居説明会です。この団地は入居希望者が多く、抽選が大変だったと後に役場担当者の方から聞きました。人気があったようです。
 
完成時に写した、一緒に仕事をした仲間たちとの集合写真です。ここにもかけがえのない“絆”がありました。
全体の見取図の看板です。

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